■レイキ創始者・臼井甕男氏の生誕地に記念碑
世界的な癒やしの健康法、ヒーリング技法として知られる「REIKI(霊気・レイキ)」の日本での創始者・臼井甕男(うすい・みかお=1865~1926年)氏のゆかりの地・山県市谷合の天鷹神社参道脇に生誕地記念碑が完成、8月30日に完成式が行われました。
碑を建立したのは、レイキ実践者らで構成する「記念碑建立プロジェクト実行委員会」(土居裕代表)。国内外の約1000人からの寄付や地元の谷合自治会連合会の協力もありました。
石碑は京都・鞍馬山から切り出された高さ1・6メートル、幅0・7メートルの自然石鞍馬石。約2・7メートル四方の敷地で高さ約1メートルの石垣の上に設置されました。重さは約3トン。碑の脇には触れる「霊気石」が置かれています。鞍馬山は臼井甕男氏が修行し霊気を感得したとされるゆかりの地です。
完成式では、土居代表らレイキ実践者約20人のほか、臼井千博神社総代会長、自治会連合会の林強臣会長らが参列して神事が行われました。
式後、土居代表は「多くの方々の協力で、18年前に神社を初めて参拝した際の記念碑を建てたいとの願いがかない、感無量の思いです」と、あいさつ。日比野良和宮司は「海外からの参拝者も増えており、記念碑は心の糧になるのでは。そして地域の活性化につながればありがたい」と期待を寄せました。
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